最勝寺跡

SA037

さいしょうじあと

 院政期,天皇・中宮の発願で岡崎の地に六つの寺院が建立された。いずれも「勝」の字がつくので六勝寺と呼ばれた。最勝寺はその一つで,鳥羽天皇(1103〜56)の御願寺。元永元(1118)年に落慶供養が行われ,一町四方の敷地には様々な堂舎が建てられた。創建後,たびたび災難に遭った。そのつど修復が行われたが,14世紀初めの大火災で焼失して以降衰退し,応仁の乱で廃絶した。

所在地所在不明(左京区岡崎最勝寺町)
位置座標
建立年1971年カ
建立者京都市
寸 法
碑 文
調 査2002年2月19日
備 考岡崎グラウンド南側に建立された当時の写真はここ(京都市文化観光局編刊パンフレット「史跡のいしぶみ」第3集 1971年より)

上へ

[HOME]