熊谷直実腰掛石・鉈捨藪SA034 |
くまがいなおざねこしかけいし・なたすてやぶ |
熊谷直実(1141〜1208)は,武蔵国熊谷郷出身の武士。京都で平知盛(1152〜85)に仕えていたが,のち源氏に従った。その後所領争いに破れ出家し,法然(1133〜1212)に帰依し蓮生と号した。文治2(1186)年,天台僧顕真(1130〜92)が法然を大原勝林院に招き専修念仏に関する論議を行った(大原問答)。法然が敗れた場合,直実はその法敵を討ち果たそうと袖に鉈を隠し持っていたが,法然に諭されて投げ捨てたと伝えられる。この石標はその伝承地を示すものである。 |
所在地 | 左京区大原勝林院町(朱明橋南詰) |
位置座標 | 北緯35度07分12.8秒/東経135度50分02.4秒(世界測地系) |
建立年 | |
建立者 | |
寸 法 | 高53×幅15×奥行13cm |
碑 文 | |
[東] | |
腰掛石 | |
熊谷 | |
鉈捨藪 | |
調 査 | 2002年2月25日 |
備 考 |
位置図 | |