藤原惺窩市原山荘跡SA032 |
ふじわらせいかいちはらさんそうあと |
儒者藤原惺窩(1561〜1619)は,冷泉為純の子として播磨に生まれ仏門に入り,父の死後,上洛して相国寺で禅学に励み,あわせて儒学を学んだ。文禄2(1593)年,江戸において徳川家康(1542〜1616)に進講。帰洛後,市原に隠棲した。この石標はその山荘跡を示すものである。 |
所在地 | 左京区静市市原町(北市原第二児童公園内) |
位置座標 | 北緯35度05分17.8秒/東経135度45分21.5秒(世界測地系) |
建立年 | 1970年 |
建立者 | 京都市 |
寸 法 | 高106×幅19×奥行19cm |
碑 文 | |
[南] | |
此付近藤原惺窩市原山荘跡 | |
[西] | |
昭和四十五年三月 京都市 | |
調 査 | 2002年2月13日 |
備 考 | 『京都府愛宕郡村誌』(1911年愛宕郡役所編刊)によれば山荘跡は「市原小字札の辻の西方五町許の山麓に在り小字向山二十一番地にて山林一段なり」と記す/最初の建立地は現在地より100m程東で『史跡のいしぶみ』第2集(1970年京都市文化観光局編刊)には建立時の所在を「静市市原町(小町園内)」と記す/同前書に載せる建立時の所在略図はここ |
位置図 | |