第一世本因坊算砂旧跡

SA030

だいいっせいほんいんぼうさんさのきゅうせき
石碑(0007258)石碑周辺(0007249)

 囲碁の家元本因坊算砂(1558〜1623)は,幼少より日蓮宗寂光寺に入寺した。織田信長(1534〜1582)・豊臣秀吉(1536〜1598)に仕え,のち江戸幕府の碁所に補任されるまで,寂光寺の住持をつとめた。この石標は本因坊算砂ゆかりの寂光寺を示すものである。
 なお,寂光寺は算砂が住持をつとめたころは寺町通夷川上る東側にあったが,のち宝永5年(1708)の宝永大火で焼失し現在地に移転している。旧地附近の上京区寺町通夷川上る東側歩道には,算砂を顕彰するために,寺町会(商店街振興会)により2008年に石造の碁盤が設置された。

所在地左京区仁王門通東大路西入南側(寂光寺前)
位置座標北緯35度00分43.0秒/東経135度46分38.7秒(世界測地系)
建立年1923年
建立者三宅安兵衛遺志
寸 法高152×幅22×奥行21cm
碑 文
[北]
碁道
      第一世本因坊算砂之旧跡
名人
[東]
本因坊第参百年記念
[南]
                  京都
大正十二年夏   三宅安兵衛建之
調 査2002年2月21日
備 考

位置図
位置図

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