小野毛人朝臣墓

SA029

おののえみしあそんのはか
石碑(0007490)石碑周辺(0007505)

 慶長18(1613)年,崇道神社裏山の石室から短冊形の墓誌が発見された。その銘文から,遣隋使として有名な小野妹子(生没年未詳)の子小野毛人朝臣(?〜677)の墓と判明した。墓誌はのちに国宝に指定された。この石標は小野毛人の墓を示すものである。

所在地左京区上高野西明寺山
位置座標北緯35度03分57.7秒/東経135度48分05.2秒(世界測地系)
建立年1915年
建立者(上高野村民)
寸 法高177×幅78×奥行17cm
碑 文
[南]
小野毛人朝臣墓在山城愛宕郡高野村崇導神
社後山林中壙内旧有金銅墓志一枚云飛鳥浄
御原宮治天下天皇御朝任太政官兼刑部大卿
位大錦上小野毛人朝臣之墓営造歳次丁丑年
十二月上旬即葬慶長間始出土既復蔵諸旧処
大正三年官定墓志為国宝因掩其壙而不復蔵
志村民恐遺跡之或湮滅建石墓上以識之四年
三月成
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調 査2002年2月22日
備 考碑文は内藤湖南撰
位置図
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