業平卿旧跡墳墓地

NI040

なりひらきょうきゅうせきふんぼち
石碑(0019405)石碑周辺(0019408)

 在原業平(825〜80)は,平安時代初期の代表的な歌人。平城天皇の孫であるが,在原朝臣姓を称した。小塩山十輪寺は,九世紀に藤原明子(染殿皇后,文徳天皇皇后)が安産祈願のため開いた寺であるが,業平の閑居の地ともいわれ,数々の業平伝説が残る。観音堂の西方には業平の墓とされる宝篋印塔があり,命日の5月28日には業平忌がいとなまれている。この石標は,在原業平の旧跡地である十輪寺を示すものである。

所在地西京区大原野小塩町(十輪寺前)
位置座標北緯34度56分39.8秒/東経135度39分25.7秒(世界測地系)
建立年
建立者高城芳之助
寸 法高117×幅16×奥行14cm
碑 文
[南]
業平卿旧跡墳墓地
[北]
向日町駅前高城芳之助
調 査2004年3月2日
備 考

位置図
位置図

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