樫原廃寺跡NI019 |
かたぎはらはいじあと |
樫原廃寺は,白鳳時代に創建され平安時代中期に廃絶した古代寺院。昭和42(1967)年に行われた発掘調査により八角塔と中門の遺構が検出され,四天王寺式の伽藍配置であったと推定された。平成9(1997)年の調査でも金堂と思われる建物の基壇や北回廊跡を検出し,寺域のおおよそが推定できるようになっている。この石標は,樫原廃寺の地を示すものである。昭和46年に「樫原廃寺跡」として国指定史跡となり,現在では史跡公園として整備されている。 |
所在地 | 西京区樫原内垣外町 |
位置座標 | 北緯34度58分14.1秒/東経135度41分27.3秒(世界測地系) |
建立年 | |
建立者 | 京都市 |
寸 法 | 高97×幅140×奥行30cm |
碑 文 | |
[南] | |
史跡 | |
樫原廃寺跡 | |
[北] | |
昭和46年3月1日 | |
文部省指定 | |
京都市 | |
調 査 | 2003年12月2日 |
備 考 |
位置図 | |