樫原廃寺跡

NI019

かたぎはらはいじあと
石碑(0016772)石碑周辺(0016773)

 樫原廃寺は,白鳳時代に創建され平安時代中期に廃絶した古代寺院。昭和42(1967)年に行われた発掘調査により八角塔と中門の遺構が検出され,四天王寺式の伽藍配置であったと推定された。平成9(1997)年の調査でも金堂と思われる建物の基壇や北回廊跡を検出し,寺域のおおよそが推定できるようになっている。この石標は,樫原廃寺の地を示すものである。昭和46年に「樫原廃寺跡」として国指定史跡となり,現在では史跡公園として整備されている。

所在地西京区樫原内垣外町
位置座標北緯34度58分14.1秒/東経135度41分27.3秒(世界測地系)
建立年
建立者京都市
寸 法高97×幅140×奥行30cm
碑 文
[南]
     史跡 
樫原廃寺跡
[北]
昭和46年3月1日
文部省指定
          京都市
調 査2003年12月2日
備 考

位置図
位置図

上へ

[HOME]