道昌大僧正遺業大堰

NI004

どうしょうだいそうじょういぎょうおおい
石碑(0008823)石碑周辺(0008832)

 道昌(798〜875)は,讃岐出身で俗姓は秦氏。神護寺で空海(774〜835)の教えを受け,秦氏の創立した広隆寺に入り復興させた。また,秦氏の建設した葛野大堰を修復し,大堰近くに創立された葛井寺を整備して法輪寺とした。この石標は道昌が造った大堰の跡を示すものである。

所在地西京区嵐山上河原町(京都府嵐山公園管理事務所隣接河畔)
位置座標北緯35度00分41.7秒/東経135度40分45.5秒(世界測地系)
建立年1929年
建立者三宅安兵衛遺志
寸 法高130×幅20×奥行17cm
碑 文
[上面]
道昌大僧正遺業大堰【以下折損】
[右側面]
京都市域         西ひかし其山川を取入れて
   擴大記念         はしめて花の大都かな      去明
[下面]
昭和四年三月稟京都三宅安兵衛遺志建之
調 査2002年2月25日
備 考折損し現在地に放置されている

位置図
位置図

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