道昌大僧正遺業大堰NI004 |
どうしょうだいそうじょういぎょうおおい |
道昌(798〜875)は,讃岐出身で俗姓は秦氏。神護寺で空海(774〜835)の教えを受け,秦氏の創立した広隆寺に入り復興させた。また,秦氏の建設した葛野大堰を修復し,大堰近くに創立された葛井寺を整備して法輪寺とした。この石標は道昌が造った大堰の跡を示すものである。 |
所在地 | 西京区嵐山上河原町(京都府嵐山公園管理事務所隣接河畔) |
位置座標 | 北緯35度00分41.7秒/東経135度40分45.5秒(世界測地系) |
建立年 | 1929年 |
建立者 | 三宅安兵衛遺志 |
寸 法 | 高130×幅20×奥行17cm |
碑 文 | |
[上面] | |
道昌大僧正遺業大堰【以下折損】 | |
[右側面] | |
京都市域 西ひかし其山川を取入れて | |
擴大記念 はしめて花の大都かな 去明 | |
[下面] | |
昭和四年三月稟京都三宅安兵衛遺志建之 | |
調 査 | 2002年2月25日 |
備 考 | 折損し現在地に放置されている |
位置図 | |