五之舟入址

NA178

ごのふないりあと
石碑 石碑周辺

   高瀬川は,江戸初期の豪商角倉了以(1554〜1614)・素庵(1571〜1632)父子によって開鑿され,京都の経済に重要な役割を果たした。高瀬川の舟入(船入)は荷物の積み下ろしと船の方向転換の場所で,古地図などによれば開鑿当初は二条〜四条間に7か所作られ,17世紀末には9か所に増え,江戸時代中期には再度7か所に減少した。現在は一之船入だけが残る。この碑は9か所時代の五番目の舟入跡を表示するものである。

所在地中京区木屋町通三条下る西入
位置座標北緯35度00分30.0秒/東経135度46分13.0秒(世界測地系)
建立年
建立者
寸 法高75.5×幅15×奥行15cm
碑 文
[東]
五之舟入址
調 査2022年4月21日
備 考附近の整備にともない,2017〜18年ごろに立てられたものと推測される/本石碑とは別にNA160五之舟入跡の石標がある。


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