尼ヶ池旧跡NA157 |
あまがいけきゅうせき |
尼ヶ池は,平安京朱雀院の苑地の旧跡と伝える。また竹村俊則『新撰京都名所図会』巻4「尼ヶ池址」の項には「壬生寺縁起」を引き,壬生寺地蔵尊にこの池の水を汲んで供えた女性の話を記し,この話が壬生狂言の演目である「桶取」の原話であると記す。ただし現行本「壬生寺縁起」(続群書類聚27輯上)には見あたらない。碑に壬生寺貫首北川智海の名が出るのは壬生狂言との縁であろう。 |
所在地 | 中京区区壬生天池町(福田寺内) |
位置座標 | 北緯35度00分26.2秒/東経135度44分24.2秒(世界測地系) |
建立年 | 1898年 |
建立者 | (壬生寺カ) |
寸 法 | 高148×幅27×奥行22cm |
碑 文 | |
[東] | |
尼ヶ池旧跡 | |
[北] | |
明治戊戌春三月 智海 | |
識焉 | |
[南] | |
壬生寺所属地 | |
調 査 | 2008年11月20日 |
備 考 |
位置図 | |