御土居NA137 |
おどい |
天正19(1591)年,豊臣秀吉(1536〜98)によって軍事的防衛と洪水対策のため京都の周囲に設けられた土堤。東は鴨川,西は紙屋川,北は鷹ヶ峰,南は九条を限りとする総長23kmに及ぶ。場所によって違いはあるが,高さ3m,基底部厚さ約9mの盛土に約4〜18mの濠が随伴し頂部には竹を植える。出入口として七口と,それに準ずる十口があった。この石標は御土居の跡を示すものである。「昭和5年に史蹟名勝天然紀念物保存法による史蹟に指定された8か所のうち一。現在「御土居」として他の8か所(昭和40年に1か所追加指定)とともに国指定史跡。 |
所在地 | 中京区西ノ京原町(市五郎大明神内) |
位置座標 | 北緯35度00分43.7秒/東経135度43分58.1秒(世界測地系) |
建立年 | 1937年 |
建立者 | 京都市 |
寸 法 | 高240×幅30×奥行30cm |
碑 文 | |
[北] | |
史蹟 御土居 | |
[西] | |
昭和十二年十一月建設 | |
[東] | |
史蹟名勝天然紀念物保存法ニ依リ | |
昭和五年七月文部大臣指定 | |
調 査 | 2003年11月28日 |
備 考 | 史跡指定箇所と本データベースのデータとの照合表はここ |
位置図 | |