薩摩屋敷址NA125 |
さつまやしきのあと |
薩摩藩の藩主は,外様大名の島津氏。その京屋敷は当初,室町通四条下るに設けられたが,おそくとも宝暦年間(1751〜64)にはこの地に移転した。幕末期,島津久光(1817〜87)の上京後の文久3(1863)年,相国寺南の二本松にも新屋敷を設けた。さらに等持院村(現在北区白梅町)にも広大な屋敷を構え,それぞれを政治的拠点とした。この地にあった本邸は1500坪以上の敷地を持っていた(『京都御役所向大概覚書』)。この石標は薩摩藩邸の跡を示すものである。 |
所在地 | 中京区東洞院通錦小路下る東側 |
位置座標 | 北緯35度00分16.6秒/東経135度45分39.7秒(世界測地系) |
建立年 | 1933年 |
建立者 | 京都市教育会 |
寸 法 | 高126×幅20×奥行20cm |
碑 文 | |
[北] | |
薩摩屋敷之址 | |
[南] | |
下村大丸寄附 | |
[東] | |
昭和八年三月建之 | |
[西] | |
京都市教育会 | |
調 査 | 2002年10月9日 |
備 考 |