一条革堂NA108 |
いちじょうこうどう |
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| 一条革堂は,平安京左京北辺の一条油小路北に所在した天台宗の寺院で行願寺という。寛弘元(1004)年行円(生没年未詳)の創建。行円が,寒暑を問わず鹿皮の服を身に着け,遊行したことから皮聖と呼ばれ,行願寺も革堂・皮聖寺の名で知られる。創建に際して寺額は藤原行成が書いた。中世の兵乱期に寺町今出川に移り,三転して現在地に移った。この石標は一条革堂が,元来一条油小路上るにあったことを示すものである。 |
| 所在地 | 中京区寺町通竹屋町下る東側(行願寺前) |
| 位置座標 | 北緯35度00分58.1秒/東経135度45分53.5秒(世界測地系) |
| 建立年 | 慶応3年 |
| 建立者 | 上京末広講 |
| 寸 法 | 高146×幅28×奥行27cm |
| 碑 文 | |
| [南] | |
| 一条かうだう | |
| [西] | |
| 西国十九番札所 | |
| [東] | |
| 慶応兎ノ年之冬建 上京末広講 | |
| [北] | |
| 有志之輩二世安楽 | |
| 調 査 | 2002年2月15日 |
| 備 考 |