新選組屯所遺蹟

NA107

しんせんぐみとんしょいせき
石碑(0007513)石碑周辺(0007510)

 文久3(1863)年,江戸幕府は浪人懐柔統制のため浪士組を組織した。浪士組は上洛して壬生村で郷士前川・八木邸等に分宿した。指導者の清河八郎(1830〜63)は尊王攘夷運動に浪士組を使おうとし,その策謀を知った幕府は東帰させた。残留した芹沢鴨(?〜1863)・近藤勇(1834〜68)らが新選組を結成し,前川・八木邸を屯所として尊王攘夷派や倒幕派の弾圧を行った。この石標はその屯所であった八木邸を示すものである。

所在地中京区壬生梛ノ宮町
位置座標北緯35度00分07.9秒/東経135度44分39.3秒(世界測地系)
建立年2000年
建立者八木喜久間
寸 法高187×幅107×奥行26cm
碑 文
[東]
新選組屯所遺蹟
[西]
平成十二年季秋
   十五代当主八木喜久間建之
                  仲山龍潤書
調 査2002年2月18日
備 考

位置図
位置図

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