徳川時代金座遺址NA093 |
とくがわじだいきんざいし |
金座は江戸幕府の金貨(小判・一分判)鋳造所。烏丸通の西,二条通と三条通間の両替町にあった。その成立は慶長年間(1596〜1615)に堺・大坂・伏見から金屋・金吹きをこの地に集めたことによる。幕府御用達商人筆頭の後藤庄三郎が金座の御用改係をつとめ,役所が置かれた。寛政の改革(1800)以後京都での小判の鋳造は行われず,御所御用箔・京坂金職の取り締まりのみをするようになった。明治元(1868)年廃止。この石標は徳川時代金座の跡を示すものである。 |
所在地 | 中京区両替町通押小路下る東側(旧龍池小学校前) |
位置座標 | 北緯35度00分43.1秒/東経135度45分33.8秒(世界測地系) |
建立年 | 1917年 |
建立者 | 京都市教育会 |
寸 法 | 高123×幅18×奥行18cm |
碑 文 | |
[西] | |
此附近 徳川時代金座遺址 | |
[北] | |
大正六年一月建之 京都市教育会 | |
調 査 | 2002年2月6日 |
備 考 |