桂小五郎・幾松寓居跡NA088 |
かつらこごろう・いくまつぐうきょあと |
木戸孝允(1833〜77)は,桂小五郎といった長州藩士時代,花街三本木の芸妓幾松と恋仲となり,時に新選組に追われながら苦難の時代を過ごした。両人は鴨川西岸に住み,蛤御門の変のあとには新選組に追われて,幾松の機転で助かったこともあると伝える。幾松は維新後木戸公夫人松子となり,明治10(1877)年夫を亡くした松子は剃髪して翠香院と号し京都に住まいし,明治19(1886)年44歳で没した。なお石標に記す「長州藩控屋敷」は未詳。 |
所在地 | 中京区木屋町通御池上る東側(旅館幾松前) |
位置座標 | 北緯35度00分42.1秒/東経135度46分13.5秒(世界測地系) |
建立年 | |
建立者 | |
寸 法 | 高93×幅18×奥行18cm |
碑 文 | |
[西] | |
桂小五郎幾松寓居趾 | |
[北] | |
長州藩控屋敷趾 | |
調 査 | 2002年2月5日 |
備 考 |