桂小五郎・幾松寓居跡

NA088

かつらこごろう・いくまつぐうきょあと
石碑(0009887)石碑周辺(0009885)

 木戸孝允(1833〜77)は,桂小五郎といった長州藩士時代,花街三本木の芸妓幾松と恋仲となり,時に新選組に追われながら苦難の時代を過ごした。両人は鴨川西岸に住み,蛤御門の変のあとには新選組に追われて,幾松の機転で助かったこともあると伝える。幾松は維新後木戸公夫人松子となり,明治10(1877)年夫を亡くした松子は剃髪して翠香院と号し京都に住まいし,明治19(1886)年44歳で没した。なお石標に記す「長州藩控屋敷」は未詳。

所在地中京区木屋町通御池上る東側(旅館幾松前)
位置座標北緯35度00分42.1秒/東経135度46分13.5秒(世界測地系)
建立年
建立者
寸 法高93×幅18×奥行18cm
碑 文
[西]
桂小五郎幾松寓居趾
[北]
長州藩控屋敷趾
調 査2002年2月5日
備 考

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