土佐藩邸跡

NA083

とさはんていあと
石碑(0009920)石碑周辺(0009917)

 この地には江戸初期から明治4(1871)年まで土佐藩主山内家の藩邸があった。幕末期に藩主山内容堂(1827〜72)は公武合体を目指したが,のちに勤王党が台頭した。文久3(1863)年8月18日の政変以後は尊王攘夷を弾圧したが,坂本龍馬(1836〜67)等の尽力で薩長同盟が成立し,後藤象二郎(1838〜97)の進言を入れて大政奉還を建白するに至った。この石標は土佐藩邸の跡を示すものである。

所在地中京区木屋町通蛸薬師西南角
位置座標北緯35度00分22.8秒/東経135度46分13.6秒(世界測地系)
建立年1968年
建立者京都市
寸 法高102×幅18×奥行18cm
碑 文
[東]
土佐藩邸跡
[南]
昭和四十三年十一月   京都市
調 査2002年2月5日
備 考

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