松永昌三講習堂址

NA066

まつながしょうぞうこうしゅうどうあと
石碑(0005357)石碑周辺(0005362)

 松永昌三(1592〜1657)は尺五と号した。父は,歌人俳人として名高い松永貞徳(1571〜1653)。藤原惺窩(1561〜1619)に学び三教に通じて詩文をよくした。講習堂は明治初年まで続いた門弟教育のための学舎であった。春秋館・尺五堂などの塾も開き,市井の儒者として多くの門弟を教育した。この石標はその塾(講習堂)の跡を示すものである。

所在地中京区東堀川通二条下る東側(ANAクラウンプラザホテル京都前)
位置座標北緯35度00分46.1秒/東経135度45分08.2秒(世界測地系)
建立年1916年
建立者京都市教育会
寸 法高105×幅18×奥行18cm
碑 文
[西]
松永昌三講習堂趾
[東]
寄附者   男爵   三井
[北]
大正五年九月建之   京都市教育会
調 査2002年2月5日
備 考

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