本能寺址NA054 |
ほんのうじあと |
本能寺は,法華宗本門流の本山で応永22(1415)年妙本寺(現在の妙顕寺)の日隆が創建した。創建時は油小路高辻にあって本応寺と号した。永享5(1433)年四条坊門大宮に移り,本能寺と改めた。天正10(1582)年6月2日の本能寺の変の時には,北は六角,南は蛸薬師,東は西洞院,西は油小路に囲まれた寺域を持っていた。のち豊臣秀吉(1536〜98)の命により寺町御池に移転した。この石標は本能寺の変当時の所在地を示すものである。なお,この附近を元本能寺南町というのは,本能寺に因むものである。 |
所在地 | 中京区蛸薬師通小川西南角 |
位置座標 | 北緯35度00分22.0秒/東経135度45分15.8秒(世界測地系) |
建立年 | 1915年 |
建立者 | 京都市教育会 |
寸 法 | 高114×幅19×奥行18cm |
碑 文 | |
[東] | |
此附近 本能寺址 | |
[南] | |
寄附者本能自彊会 | |
[西] | |
大正四年十一月建之 京都市教育会 | |
調 査 | 2002年2月5日 |
備 考 |