平安京大内裏朱雀門址

NA051

へいあんきょうだいだいりすざくもんあと
石碑(0005131)石碑周辺(0005134)

 朱雀門は宮城十二門の一つで,大伴門ともいう平安宮大内裏南面中央の門。二階造りであったことから重閣門とも呼ばれた。南に走る朱雀大路の起点。毎年6・12月の大祓や臨時大祓がこの門で催された。永祚元(989)年・承元3(1209)年に転倒,承元2(1208)年に火災にあった。『伴大納言絵詞』には,貞観8(866)年応天門炎上に際し民衆が朱雀門より内裏に殺到する様を描いている。この石標はその跡を示すものである。

所在地中京区西ノ京小堀町
位置座標北緯35度00分49.5秒/東経135度44分33.1秒(世界測地系)
建立年1953年
建立者財団法人京都史蹟会
寸 法高114×幅18×奥行18cm
碑 文
[西]
此附近平安京大内裏朱雀門址
[東]
昭和廿八年三月建   財団法人
                              京都史蹟会
調 査
備 考2002年2月5日

位置図
位置図

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