山脇東洋解剖碑所在墓地

NA046

やまわきとうようかいぼうひしょざいぼち
石碑石碑周辺

 山脇東洋(1705〜62)は,山脇玄修(1654〜1727)に医学を学び,その養子となった。六角大宮にあった六角牢獄で宝暦4(1754)年,男の刑死人の解剖を行い,実地について人体構造を観察した。著書にこの時の解剖記録『臓志』がある。解剖された刑死人の供養碑が,誓願寺の墓地に建てられた。この石標はその供養碑の所在を示すものである。なお,現在の供養碑は複製で,原碑は京都大学総合博物館に寄附された。

所在地中京区新京極通三条下る東入(誓願寺墓地入口)
位置座標北緯35度00分28.9秒/東経135度46分06.0秒(世界測地系)
建立年1970年
建立者京都市
寸 法高110×幅18×奥行19cm
碑 文
[西]
山脇東洋解剖碑所在墓地
[南]
昭和四十五年三月   京都市
調 査2002年2月5日
備 考

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