新宮凉亭居住地

NA044

しんぐうりょうていきょじゅうち
石碑(0004983)石碑周辺(0004980)

 新宮凉庭(1787~1854)は,丹後出身の医者。蘭方医を志し,文化7(1810)年京坂の医家を訪ね,また長崎でオランダ人医師から直接学んだ。文政2(1819)年京都に出て開業した。天保10(1839)年南禅寺畔に順正書院を作り,各分野の学者を招き系統的な医学教育を行った。この石標は新宮凉庭邸宅の跡を示すものである。石標には「凉亭」となっているが,「凉庭」が正しい。

所在地中京区室町通竹屋町下る東側(路地奥)
位置座標北緯35度00分56.6秒/東経135度45分29.3秒(世界測地系)
建立年1930年
建立者竹間教育会
寸 法高111×幅18×奥行18cm
碑 文
[西]
此辺名医新宮凉亭居住地
[東]
昭和五年三月   竹間教育会
調 査2002年2月6日
備 考

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