間部詮勝寓居跡

NA039

まなべあきかつぐうきょあと
石碑(0004949)石碑周辺(0004942)

 間部詮勝(1802〜84)は越前鯖江藩主で,寺社奉行・大坂城代・京都所司代を歴任して老中となった。水野忠邦(1794〜1851)と合わず引退するが,井伊直弼(1815〜60)により再度老中に登用され,将軍後継問題・安政五カ国条約締結などにあたる一方尊王攘夷派を弾圧した。安政5(1858)年9月,幕府が調印した日米修好通商条約に激怒した孝明天皇(1831〜66)を説得するため上京し,寺町通二条下るにあった妙満寺に滞在した。この石標は間部詮勝が滞在した妙満寺の跡を示すものである。妙満寺は昭和42年に岩倉に移転した。

所在地中京区寺町通二条下る東側
位置座標北緯35度00分44.7秒/東経135度46分01.9秒(世界測地系)
建立年1968年
建立者京都市
寸 法高111×幅18×奥行18cm
碑 文
[西]
間部詮勝寓居跡
[北]
昭和四十三年十一月   京都市
調 査2002年2月7日
備 考

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