朱雀院跡

NA034

すざくいんあと
石碑(0005091)石碑周辺(0005090)

 朱雀院は平安京左京三条・四条間の朱雀大路に面して設けられた累代の後院。嵯峨天皇(786〜842)が建て,宇多天皇(867〜931)の寛平8(896)年に新造され本格的使用が始まった。朱雀天皇(923〜52)が天慶8(945)年に修復を行い,村上天皇(926〜67)は応和3(963)年に再興した。広大な敷地を有していたが,朱雀大路が荒地化するなかで次第に荒廃した。鎌倉期の『北野天神縁起絵巻』に描かれている。この石標はその跡を示すものである。

所在地中京区壬生花井町(日本写真印刷中央研究所内)
位置座標北緯35度00分13.2秒/東経135度44分22.2秒(世界測地系)
建立年1970年
建立者京都市
寸 法高116×幅18×奥行19cm
碑 文
[南]
朱雀院跡
[北]
昭和四十五年三月 京都市
調 査2002年2月5日
備 考

位置図
位置図

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