三条烏丸御所跡

NA028

さんじょうからすまごしょあと
石碑(0005145)石碑周辺(0005148)

 平安京左京四条三坊九町に位置した三条烏丸御所は,三条烏丸殿・三条桟敷殿ともいい,三条南殿の名で総称することもあった。三条南殿の最古の居住者は,堀河(1079~1107)・鳥羽(1103~56)両天皇の乳母であった藤原光子で,その息藤原実能(1096~1157)に受け継がれ,実能から鳥羽法皇に献じられ,その御所となった。昭和62(1987)年発掘調査が行われ,平安時代後期の遣水跡・三条大路南側溝・建物跡などが検出された。この石標は三条烏丸御所の跡を示すものである。

所在地中京区三条通烏丸西入南側
位置座標北緯35度00分31.6秒/東経135度45分31.9秒(世界測地系)
建立年1989年
建立者株式会社千總
寸 法高120×幅18×奥行18cm
碑 文
[北]
三条烏丸御所跡
[西]
平成元年七月
株式会社   千總
調 査2002年2月6日
備 考

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