尊攘堂址

NA026

そんじょうどうあと

 品川弥二郎(1843〜1900)は,長州藩出身で松下村塾に学び,尊王攘夷運動に参加し維新政府で要職を歴任した。明治20(1887)年高倉通錦小路の土地を購入し,吉田松陰(1830〜59)の松下村塾に関する資料を蒐め公開した。これが初代尊攘堂である。品川の没後,明治34(1901)年に所蔵品は京都帝国大学に寄贈され,36年には構内に二代目尊攘堂が建てられた。初代尊攘堂の跡に京都市教育会建立石標が立っていたが,現在は確認できない。

所在地所在不明(中京区高倉通錦小路上るカ)
位置座標
建立年
建立者
寸 法
碑 文
調 査2002年2月7日
備 考現地に立っていたころの写真はここ(京都市教育会編刊『京都維新史蹟』1928年より)

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