弘文院址NA023 |
こうぶんいんあと |
弘文院は,平安初期に和気氏によって開かれた大学別曹である。和気清麻呂(733〜799)の長子広世(生没年未詳)が,延暦年間(782〜806)に大学別当になり,父の志を継いで大学南辺の私宅を弘文院とした。内外の経書数千巻を蔵し,墾田40町をその財源とした。大学別曹の中で最古のものと位置づけられるが,和気氏の衰微とともに廃滅した。この石標はその跡を示すものである。 |
所在地 | 中京区御池通千本東入北側 |
位置座標 | 北緯35度00分39.5秒/東経135度44分40.9秒(世界測地系) |
建立年 | 1917年 |
建立者 | 京都市教育会 |
寸 法 | 高132×19×奥行19cm |
碑 文 | |
[南] | |
此附近 弘文院址 | |
[東] | |
昭和三年六月 京都史蹟会引継 | |
[西] | |
大正六年三月建之 京都市教育会 | |
調 査 | 2002年2月4日 |
備 考 |