四条坊門小路跡

NA018

しじょうぼうもんこうじあと
石碑(0005467)石碑周辺(0005470)

 四条坊門小路は平安京を東西に走る道路で,三条大路と四条大路の中間に位置し,その南には錦小路,北には六角小路が並行して通る。現在の蛸薬師通にほぼ該当し,4丈(約12m)の道幅を有した。この石標はその跡を示すものである。昭和49(1974)年,市電壬生車庫跡地を発掘調査した際,平安から鎌倉時代の四条坊門小路南北両側溝,平安時代前期と中期の井戸,中期から後期の建物群の遺構が検出された。その後の試掘調査でも,平安前期から鎌倉時代にかけての四条坊門小路南側溝やその路面が検出された。

所在地中京区壬生馬場町(壬生坊城団地前)
位置座標北緯35度00分21.9秒/東経135度44分45.0秒(世界測地系)
建立年1976年
建立者京都市
寸 法高93×幅18×奥行18cm
碑 文
[北]
四条坊門小路跡
[南]
昭和五十一年建立   京都市
[西]
昭和四十九年平安調査会発掘
調 査2002年2月4日
備 考

位置図
位置図

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