閑院内裏址NA006 |
かんいんだいりあと |
閑院内裏は,平安京二条にあった邸宅で,藤原冬嗣(795〜826)によって創建された。庭内に泉が湧き,その閑雅な風情から「閑院」と名付けたと考えられる。平安時代前半は,藤原氏の邸宅として用いられ,後半は白河上皇・堀河天皇・高倉天皇・土御門天皇等の里内裏であった。鎌倉初期まで存続し,正元2(1259)年の火災後,再建されることはなかった。この石標はその跡を示すものである。 |
所在地 | 中京区押小路通小川西北角 |
位置座標 | 北緯35度00分43.9秒/東経135度45分13.2秒(世界測地系) |
建立年 | 1915年 |
建立者 | 京都市教育会 |
寸 法 | |
碑 文 | |
[北] | |
此附近 閑院内裏【以下未確認「址」カ】 | |
[南] | |
大正四年十一月建之 京都市教育会 | |
[東] | |
寄附者 柏木亀蔵 | |
調 査 | 2002年2月5日 |
備 考 |