豊臣秀吉妙顕寺城跡

NA005

とよとみひでよしみょうけんじじょうあと
石碑(0005231)石碑周辺(0005235)

 妙顕寺は,元享元(1321)年日像(1269〜1342)が開いた京都における最初の日蓮宗寺院。豊臣秀吉(1536〜98)は,天正11(1583)年大坂城造営に着手すると共に京都では妙顕寺を首都経営の拠点とした。それに伴い寺院としての妙顕寺は,北方の寺之内地区に移された。天正14(1583)年,聚楽第が造営されるとその拠点機能を失った。この石標は妙顕寺城の跡を示すものである。なお,この地を古城町と呼ぶのは妙顕寺城に因むものである。

所在地中京区押小路通小川西入北側
位置座標北緯35度00分43.3秒/東経135度45分13.2秒(世界測地系)
建立年1970年
建立者京都市
寸 法高116×幅18×奥行18cm
碑 文
[南]
豊臣秀吉妙顕寺城跡
[西]
昭和四十五年三月   京都市
調 査2002年2月5日
備 考

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