円光大師法然上人光明橋趾MI006 |
えんこうだいしほうねんしょうにんこうみょうばしあと |
高倉信濃小路交叉点に溝川があり,東西に架けた小橋があった。九条兼実(1149〜1207)は法然(1133〜1212)に深く帰依していたので,時折近くの九条邸に法然を招いた。ある日,兼実が法然を見送っていると,その橋の辺りを行く法然の背が光り輝き円光を放っていたという。この地九品寺の前身は,鳥羽殿内の阿弥陀堂で,法然の弟子覚明坊長西(1184〜1266)が旧地に再建したものである。この石標は,円光大師(法然)の光明橋跡を示すものである。 |
所在地 | 南区東九条上御霊町(九品寺前) |
位置座標 | 北緯34度58分48.8秒/東経135度45分45.0秒(世界測地系) |
建立年 | 1975年 |
建立者 | 九品寺 |
寸 法 | 高137×幅20×奥行20cm |
碑 文 | |
[東] | |
円光大師法然上人光明橋趾 | |
[南] | |
浄土宗来迎山九品寺 | |
[西] | |
維時昭和五十年十一月二十五日 | |
当山学誉亮俊代 | |
[北] | |
浄土宗祖生誕八百五十年記念 | |
調 査 | 2002年2月27日 |
備 考 |
位置図 | |