西寺阯

MI003

さいじあと
石碑(0006733)石碑周辺(0006740)

 西寺は,延暦13(794)年,平安京建都時に羅城門西に建立された二大官寺の一つ。弘仁14(823)年東寺を空海(774〜835)に,西寺を守敏(生没年未詳)に勅賜。東寺が真言密教の道場として発展したのに対し,鎮護国家の官寺として発展。正暦元(990)・保延2(1136)・天福元(1233)年の火災で廃絶した。この石標は西寺の跡を示すものである。現在は土壇や礎石が復元整備されている。大正10年に史蹟名勝天然紀念物保存法による史蹟に指定され,現在は「西寺跡」として国指定史跡。

所在地南区唐橋西寺町(西寺児童公園内)
位置座標北緯34度58分50.4秒/東経135度44分15.9秒(世界測地系)
建立年1926年
建立者京都市
寸 法高225×幅31×奥行31cm
碑 文
[南]
史蹟西寺阯
[東]
大正十五年六月建設
[西]
史蹟名勝天然紀念物保存法ニ依リ
大正十年三月内務大臣指定
調 査2002年2月12日
備 考

位置図
位置図

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