本阿弥光悦翁旧蹟KI078 |
ほんあみこうえつおうきゅうせき |
本阿弥光悦(1558〜1637)は,元和元(1615)年大坂夏の陣後,徳川家康(1542〜1616)から拝領した鷹ヶ峰の地に京都市中から一族・工匠らとともに移り住んだ。光悦は邸宅とは別に本阿弥家の位牌堂を建立し,この堂が光悦没後寺院となり光悦寺と号した。この石標は光悦の遺跡である光悦寺を示すものである。 なお建立者である光悦会は主に東京・京都の官財学界人により大正2年に設立された茶会組織で,光悦の法要,記念茶会,光悦寺の整備を行った。現在は京都市に本拠を置く一般財団法人。この碑は明治42年建立で本格的な組織結成以前に建立されたものであろう。 |
所在地 | 北区鷹峯光悦町(光悦寺前) |
位置座標 | 北緯35度03分14.8秒/東経135度43分49.0秒(世界測地系) |
建立年 | 1909年 |
建立者 | 光悦会 |
寸 法 | 高132×幅18×奥行18cm |
碑 文 | |
[北] | |
本阿弥光悦翁旧蹟 | |
[南] | |
明治四十二年三月建之 光悦会 | |
香巌神田醇書 | |
調 査 | 2015年2月1日 |
備 考 |
位置図 | |