鷹ヶ峰薬園跡KI069 |
たかがみねやくえんのあと |
江戸幕府は寛永17(1640)年に鷹ヶ峰に薬園を開き,幕府医官藤林道寿綱久を薬園預りに任じた。藤林家は代々鷹ヶ峰に居を構え,道寿の称を世襲し薬園(薬草園)の管理にあたった。この薬園は『京都御役所向覚書』によれば面積一万平米の薬草畑を持つ大規模なものである。 |
所在地 | 北区鷹峰藤林町 |
位置座標 | 北緯35度02分52.7秒/東経135度44分11.2秒(世界測地系) |
建立年 | 2010年 |
建立者 | NPO法人京都歴史地理同考会 |
寸 法 | 高110×幅18×奥行18cm |
碑 文 | |
[西] | |
徳川時代 公儀 鷹ヶ峰薬園跡 | |
[南] | |
旧 山城国愛宕郡鷹ヶ峰村 | |
[北] | |
二〇一〇年一一月 | |
特定非営利活動法人 京都歴史地理同考会建之 | |
寄贈者 故山田 真 | |
調 査 | 2010年12月10日 |
備 考 | 18世紀初頭の薬園と藤林道寿宅の図はここ(京都市歴史資料館蔵「京都明細大絵図」より) |
位置図 | |