御土居KI061 |
おどい |
天正19(1591)年,豊臣秀吉(1536〜98)によって軍事的防衛と洪水対策のため京都の周囲に設けられた土堤。東は鴨川,西は紙屋川,北は鷹ヶ峰・上賀茂,南は九条を限りとする総長23kmに及ぶ。場所によって違いはあるが,高さ3m,基底部幅約9mの盛土に約4〜18mの濠が随伴し土塁上には竹を植える。出入口として七口と,それに準ずる十口があった。この石標は御土居の跡を示すものであり,石碑背後には,堀をともなった御土居の姿が良好に残されている。昭和5年に史蹟名勝天然紀念物保存法による史蹟に指定された8か所のうち一。現在「御土居」として他の8か所(昭和40年に1か所追加指定)とともに国指定史跡。 |
所在地 | 北区大宮土居町 |
位置座標 | 北緯35度03分06.2秒/東経135度44分26.1秒(世界測地系) |
建立年 | 1937 |
建立者 | |
寸 法 | 未測定 |
碑 文 | |
[南東] | |
史蹟 御土居 | |
[南西] | |
史蹟名勝天然紀念物保存法ニ依リ | |
昭和五年七月文部大臣指定 | |
[北東] | |
昭和十二年十一月建設 | |
調 査 | 2007年2月15日 |
備 考 | 史跡指定箇所と本データベースのデータとの照合表はここ |
位置図 | |