御土居

KI022

おどい
石碑(0028840)石碑周辺(0028841)

 天正19(1591)年,豊臣秀吉(1536〜98)によって軍事的防衛と洪水対策のため京都の周囲に設けられた土堤。東は鴨川,西は紙屋川,北は鷹ヶ峰,南は九条を限りとする総長23kmに及ぶ。場所によって違いはあるが,高さ3m,基底部厚さ約9mの盛土に約4〜18mの濠が随伴し頂部には竹を植える。出入口として七口と,それに準ずる十口があった。この石標は御土居の跡を示すものである。昭和12年に史蹟名勝天然紀念物保存法による史蹟に指定され(全9か所),現在「御土居」として他の8か所とともに国指定史跡。

所在地北区鷹峯旧土居町
位置座標北緯35度02分59.2秒/東経135度44分06.2秒(世界測地系)
建立年1937年
建立者京都市
寸 法高238×幅30×奥行30cm
碑 文
[東]
史蹟   御土居
[南]
史蹟名勝天然紀念物保存法ニ依リ
昭和五年七月文部大臣指定
[北]
昭和十二年十一月建設
調 査2010年12月10日
備 考2009年に周辺が整備され石標も若干移動した/整備前のデータはここ/史跡指定箇所と本データベースのデータとの照合表はここ/

位置図
位置図

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