御土居

KI015

おどい
石碑(0009091)石碑周辺(0009096)

 天正19(1591)年,豊臣秀吉(1536〜98)によって軍事的防衛と洪水対策のため京都の周囲に設けられた土堤。東は鴨川,西は紙屋川,北は鷹ヶ峰・上賀茂,南は九条を限りとする総長23kmに及ぶ。場所によって違いはあるが,高さ3m,基底部幅約9mの盛土に約4〜18mの濠が随伴し土塁上には竹を植える。出入口として七口と,それに準ずる十口があった。この石標は御土居の跡を示すものである。なお,この地の御土居は修復復元されたものである。昭和5年に史蹟名勝天然紀念物保存法による史蹟に指定された8か所のうち一。現在「御土居」として他の8か所(昭和40年に1か所追加指定)とともに国指定史跡。

所在地北区平野鳥居前町
位置座標北緯35度01分59.9秒/東経135度44分05.7秒(世界測地系)
建立年1953年
建立者文化財保護委員会
寸 法高137×幅24×奥行24cm
碑 文
[西]
史跡御土居
[東]
文化財保護委員会
[北]
昭和二十八年三月建設
調 査2002年3月8日
備 考史跡指定箇所と本データベースのデータとの照合表はここ

位置図
位置図

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