源義経産湯井遺址KI009 |
みなもとのよしつねうぶゆのいいし |
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この地に源義経(1159~89)の父源義朝(1123~60)の別業があったと伝え,母常盤御前が住したので,誕生時にこの井水を産湯に汲んだとも伝える。のちに大徳寺の末寺大源庵がこの地に建立されたが,廃寺となった。大正14(1925)年区画整理に当って井戸の原形が失われたので,井戸の由緒を伝えるため,この碑が建立された。附近には義経母子にまつわる伝説が多く残る。この石標は,源義経産湯井の跡を伝えるものである。 2021年5月に撤去され,現存しない。 |
所在地 | 北区紫竹牛若町 |
位置座標 | 北緯35度02分51.3秒/東経135度44分41.9秒(世界測地系) |
建立年 | 1926年 |
建立者 | 紫竹土地区劃整理組合 |
寸 法 | 高134×幅78×奥行30cm |
碑 文 | |
[北] | |
源義経産湯井ノ遺址 | |
此ノ地ハ源義朝ノ別業ニシテ常盤ノ | |
住ミシ所ナレバ平治元年義経誕生ノ | |
時此ノ井水ヲ産湯ニ汲ミキトノ伝説 | |
アリ後ニ大徳寺玉室大源庵ヲ建立セ | |
シガ荒廃シテ竹林トナリヌ茲ニ大正 | |
十四年十二月紫竹区劃整理成ルニ当 | |
リ井泉ノ原形ヲ失ヒタレバ其ノ由緒 | |
ヲ記シテ後昆ニ伝ヘムトス | |
大正十五年十月 | |
紫竹土地区劃整理組合 | |
[南] | |
組合長 | |
船越嘉右衛門 | |
副組長 | |
林 誠次郎 | |
工事 | |
藤原治三郎 | |
石工 | |
石清 | |
調 査 | 2002年2月13日/2022年4月7日 |
備 考 | 上掲の写真は,2002年2月のものである。 |
位置図 | |
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