北野廃寺跡

KI008

きたのはいじあと
石碑(0007103)石碑周辺(0007106)

 北野廃寺は,飛鳥時代から平安時代中期の京都盆地最古の寺院跡である。太秦から続く台地の東端に位置し,寺域は西大路と今出川通交叉点を中心とする一辺100mの範囲と推定される。出土瓦の飛鳥時代軒丸瓦は京都盆地唯一の検出例で高句麗系と百済系の二系統よりなる。この寺については広隆寺の前身の蜂岡寺とする説もある。この石標は北野廃寺の跡を示すものである。

所在地北区北野上白梅町
位置座標北緯35度01分39.0秒/東経135度43分54.1秒(世界測地系)
建立年1977年
建立者京都信用金庫
寸 法高101×幅19×奥行19cm
碑 文
[南]
北野廃寺跡
[西]
調査   昭和五十二年三月〜五月
         財団法人京都市埋蔵文化財研究所
[北]
昭和五十二年十一月吉日
   京都信用金庫北野支店新築記念
調 査2002年2月22日
備 考

位置図
位置図

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