平安遊禽綿子池旧跡KI005 |
へいあんゆうきんわたごいけきゅうせき |
古くはこの辺りは栗栖野といわれた。『続日本後紀』によると淳和天皇(786〜840)は,天長10(833)年9月25日この地にあった綿子池に遊猟し隼を放ったという。綿子池の名は早くすたれたが,貞観年間(859〜77)はじめ,当時の栗栖野・紫竹一帯の水害は綿子池の氾濫によると考えられる。この石標は,平安時代に天皇が遊猟した綿子池を示すものであり,綿子池を補修したと伝える尺八池の畔に建つ。なお碑文に「(八六九)」と記すのは『続日本後紀』の成立年である。 |
所在地 | 北区大宮釈迦谷(尺八池南畔) |
位置座標 | 北緯35度03分28.8秒/東経135度44分02.0秒(世界測地系) |
建立年 | |
建立者 | 地元保存会 |
寸 法 | 高118×幅26×奥行25cm |
碑 文 | |
[南西] | |
平安 続日本後紀 | |
綿子池旧跡 (八六九) | |
遊禽 地元保存会 | |
調 査 | 2002年2月19日 |
備 考 |
位置図 | |