京都市染織試験場跡

KA173

きょうとしせんしょくしけんじょうあと
石碑 石碑周辺

   染織試験場は,明治41年(1908)に西陣織物同業組合によって設立された。大正5年(1916)に京都市へ移管され,京都市染織試験場となる。その後,染織・デザイン等の研究や技術相談,後継者育成等に取り組み,京都の染織業界に大きく貢献した。平成15年(2003)に京都市産業技術研究所繊維技術センターと改称され,平成22年(2010)に下京区へ移転。この標石は,京都市染織試験場の跡地を示すものである。

所在地上京区烏丸通寺之内西側(同志社大学烏丸キャンパス前)
位置座標北緯35度2分1秒/東経135度45分34秒(世界測地系)
建立年
建立者
寸 法高48.0×幅61.7×奥行61.7cm
碑 文
[上]
京都市
染織
試験場
[西]
1916   設立
2003   京都市産業技術研究所
         繊維技術センターに改称
2010   この地より京都リサーチ
         パークへ移転
調 査2020年12月9日
備 考石碑は,試験場で使われていた石材を用い,またのこぎり型の様子は,試験場の屋根の形容を模している。


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