初代上京区役所跡

KA156

しょだいかみぎょうくやくしょあと
石碑(0028252)石碑周辺(0028253)

 上京区役所は京都市制誕生以前,明治16(1883)年にこの地に開庁し,昭和13年現在地である今出川通新町東入に移転するまで区政を執行した。この石標は初代上京区役所の跡を示すものである。

所在地上京区小川通中立売東南角
位置座標北緯35度01分30.0秒/東経135度45分15.6秒(世界測地系)
建立年2010年
建立者上京区130周年記念事業実行委員会
寸 法高150×幅18×奥行18cm
碑 文
[西北]
初代上京区役所跡
[西南]
平成二十二年三月七日
               上京区百三十周年記念事業実行委員会建之
[東北]
【金属板に以下の碑文を記す】
   明治十二年(一八七九年)三月十四日郡区町村編成法に基づき京都府上京区が誕生する。」
明治二十二年(一八八九年)の市制施行による京都市誕生の十年前のことである。当初京都府庁内に区役所が」
仮設されたが、初代上京区長杉浦利貞氏等の尽力におり、上京区第十七組中立売通西洞院西入三丁町及び菊屋」
町、下小川町に約六百坪の敷地を確保する。初代上京区役所は明治十六年(一八八三年)七月に開庁し、昭和」
十三年(一九三八年)七月までこの地で区政が執り行われた。上京区百三十周年を記念して、日本の地方自治」
の魁であるこの地を顕彰する。      上京区百三十周年記念事業実行委員会
[東南]
【下端】石茂   (株)芳村石材店   製作
調 査2010年3月12日
備 考

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