聚楽第址

KA152

じゅらくだいあと
石碑(0028086)石碑周辺(0028087)

 聚楽第は,天正14(1586)年豊臣秀吉(1536~98)が大内裏旧跡の内野に構築した邸宅で,翌年完成した。北は元誓願寺通,東は堀川通,南は下立売通,西は千本通を外郭とし,内郭には本丸を中心に北ノ丸,南二ノ丸,西ノ丸の曲輪が築かれたと推定されている。文禄4(1595)年,秀吉は豊臣秀次(1568~95)を謀反の疑いで自害に追いやり,秀次の居所となっていた聚楽第も破却した。この石標は聚楽第の東濠の跡を示すものである。

所在地上京区中立売通大宮北西角
位置座標北緯35度01分29.8秒/東経135度44分56.2秒(世界測地系)
建立年2009年
建立者(岡本正二)
寸 法高120×幅18×奥行18cm
碑 文
[南]
聚楽第址
[東]
此付近大内裏及聚楽第東濠跡
調 査2009年7月4日
備 考

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