筆塚碑 KA142

ふでづかのひ

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小野英棟という商人が建立した筆塚。菅原道真が手習い(習字)の神として信仰されたので，北野天満宮をはじめ各地の天満宮に使い古した筆を埋めて供養する筆塚が建てられた。この碑もそのひとつ。

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所在地	上京区馬喰町(北野天満宮内)
位置座標	北緯35度01分46.7秒／東経135度44分06.7秒(世界測地系)
建立年	天保5年
建立者	小野英棟
寸　法	高124×幅105cm
碑　文
	[東]
	筆塚
	小野英棟建
	[西]
	小野英棟以商為業性慎密慈仁深帰仏乗嘗
	放生命三十万数書写法華経六十六部納之
	於六十六国霊地又納一石一字於洛東某寺
	中其他写三部経二十部及施陰隲文数千部
	其退筆歴年不敢散逸畜積如山今建筆塚於      【「畜」字原文ノママ】
	北野菅公廟傍請余記其由夫写経放生之功
	徳其無限量如仏所説復何贅焉如英棟可謂
	火中蓮矣其家業栄昌子孫孝謹可不言而知
	也余感其忠行之懇篤為之記云
	天保甲午八月下浣露電散人撰書
	【以下草体】
	残しおくかひやはあらむ
	筆の跡
	梅探坊
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調　査	2008年4月14日
備　考

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