近衛家旧邸址

KA108

このえけきゅうていあと
石碑(0010405)石碑周辺(0010407)

 室町時代に摂関家の近衛家の本邸として用いられた建物。邸内の糸桜が有名で、その様は洛中洛外図屏風にも描かれる。応仁の乱(1467)の際に焼失したが再建され,のち天正年中(1573〜92)の公家町整備にともない,御所の西北(現在の京都御苑北西隅附近)に移転した。この石標は室町時代の近衛殿の跡を示すものである。  なお,近衛家の名の由来となり,近衛天皇の里内裏であった近衛第とは別である。

所在地上京区新町通今出川上る(同志社大学新町校舎内)
位置座標北緯35度01分51.8秒/東経135度45分21.9秒(世界測地系)
建立年1918年
建立者
寸 法高143×幅60×奥行32cm
碑 文
[東]
近衛家旧邸址
   公爵近衛文麿書
[北]
大正七年十月建之
調 査2002年10月8日
備 考

位置図
位置図

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