尾形光琳菩提所・興善院旧跡

KA091

おがたこうりんぼだいしょ・こうぜんいんきゅうせき
石碑(0008140)石碑周辺(0008135)

 興善院は尾形家の菩提寺。画家尾形光琳(1658〜1716)と,弟で陶芸家の乾山(1663〜1743)が葬られている。同院は,尾形一族から代々住職を出したが,のち無住となり,文政3(1820)年,本行院の管下となる。本行院は泉妙院と合併し興善院跡に再建され,今日に至る。なお,光琳忌法要は現在,三越が行っている。この石標は興善院跡および尾形家墓所を示すものである。

所在地上京区寺之内通小川東入北側(泉妙院前)
位置座標北緯35度02分00.9秒/東経135度45分18.1秒(世界測地系)
建立年(1976年)
建立者三越
寸 法高126×幅18×奥行15cm
碑 文
[南西]
尾形光琳
               乾山菩提所
尾形家一族
[北西]
興善院旧跡
[北東]
施主   三越
調 査2002年2月26日
備 考建立年は碑傍の解説板による

上へ

[HOME]