明治天皇行幸所京都府中学阯

KA062

めいじてんのうぎょうこうしょきょうとふちゅうがくあと
石碑(0005537)石碑周辺(0005541)

 明治5(1872) 年,明治天皇(1852〜1912)が伊勢・京都などへ行幸し,京都には5月30日から6月4日まで滞在した。6月3日,京都府中学で生徒200名の授業を視察した。京都府中学は明治3(1870)年12月7日に開校した京都最初の高等教育機関で,幕末の学習院や皇学所・漢学所の系統をひく京都大学校がその前身。生徒は華族・士族出身者が多かった。この石標は,行幸のあった京都府中学跡を示すものである。

所在地上京区猪熊通丸太町下る西側(旧待賢小学校前)
位置座標北緯35度01分01.4秒/東経135度45分02.5秒(世界測地系)
建立年1939年
建立者京都府
寸 法高184×幅27×奥行27cm
碑 文
[東]
明治天皇行幸所京都府中学阯
[西]
昭和十四年三月 京都府建之
[北]
明治五年六月三日 行幸
調 査2002年2月6日
備 考京都所司代跡(KA061)と並び立つ

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