持明院殿址

KA049

じみょういんどのあと

 持明院殿とは藤原基家(1132〜1214)の邸宅。祖父基頼(1040〜1122)が建立した持仏堂の名に由来する。基家の娘陳子(北白河院,1173〜1238)が後高倉上皇の妃だったことから,持明院殿は後高倉上皇(1179〜1223)・北白河院,後堀河上皇(1212〜34)の御所となった。その後,文和2(1353)年2月に炎上するまの間,後嵯峨第二皇子後深草天皇(1243〜1304)系統の上皇が代々ここを御所としたため,その皇統を持明院統と呼ぶ。持明院殿跡を示す石標は近年まで建っていたが,現在は確認できない。

所在地所在不明(上京区上立売通新町西北角カ)
位置座標
建立年
建立者
寸 法
碑 文
調 査2002年2月6日
備 考

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