五辻殿址

KA028

いつつじどのあと
石碑(0009992)石碑周辺(0004805)

 五辻殿は,五辻南・大宮西・櫛笥末に位置した後鳥羽上皇(1180〜1239)の院御所。後鳥羽の御所は十数カ所知られているが,これは上皇の生母七条院藤原殖子(1157〜1228)の弟坊門信清(1159〜1216)が造営したものである。元久元(1204)年から使われたが,その後の状況は不詳。この石標はその跡を示すものであるが,最初は五辻通浄福寺西入南側の五辻殿推定地に建てられた。のち嘉楽中学校を経て1999年に現在地に移された。

所在地上京区五辻通千本東入北側
位置座標北緯35度01分51.7秒/東経135度44分37.7秒(世界測地系)
建立年1916年
建立者京都市教育会
寸 法高104×幅18×奥行18cm
碑 文
[南]
五辻殿址
[東]
寄附者京都市立第二商業学校職員
[西]
大正五年九月建之 京都市教育会
調 査2002年2月6日
備 考

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