鯖街道口KA019 |
さばかいどうぐち |
鯖街道とは,この地から高野川左岸を北上して,八瀬・大原,近江国朽木から越前小浜へ至る若狭街道のことである。京都と若狭湾を結び,魚の輸送路となり,なかでも鯖が多く運ばれたことから「鯖街道」と呼ばれるようになった。この石標は鯖街道の起点を示すものである。 |
所在地 | 上京区河原町通今出川上る東入(出町橋西詰) |
位置座標 | 北緯35度01分49.2秒/東経135度46分14.0秒(世界測地系) |
建立年 | 2001年 |
建立者 | 出町商店街振興組合 |
寸 法 | 高175×幅36×奥行36cm |
碑 文 | |
[西] | |
鯖街道口 | |
従是洛中 | |
[東] | |
相国大龍書之 | |
[南] | |
小浜からの、いくつもの峠越えの道のうち若狭街道がいつしか | |
「鯖街道」と呼ばれるようになりました。若狭湾でとれた鯖に | |
塩をふり、担ぎ手によって険しい山越えをして、京の出町に至る | |
この食材の道は、今に息づく長き交流の歴史を語り続けます | |
[北] | |
于時平成十三年九月吉辰建之 | |
出町商店街振興組合 | |
調 査 | 2002年2月4日 |
備 考 |