鯖街道口

KA019

さばかいどうぐち
石碑(0005754)石碑周辺(0005757)

 鯖街道とは,この地から高野川左岸を北上して,八瀬・大原,近江国朽木から越前小浜へ至る若狭街道のことである。京都と若狭湾を結び,魚の輸送路となり,なかでも鯖が多く運ばれたことから「鯖街道」と呼ばれるようになった。この石標は鯖街道の起点を示すものである。

所在地上京区河原町通今出川上る東入(出町橋西詰)
位置座標北緯35度01分49.2秒/東経135度46分14.0秒(世界測地系)
建立年2001年
建立者出町商店街振興組合
寸 法高175×幅36×奥行36cm
碑 文
[西]
鯖街道口
      従是洛中
[東]
相国大龍書之
[南]
小浜からの、いくつもの峠越えの道のうち若狭街道がいつしか
「鯖街道」と呼ばれるようになりました。若狭湾でとれた鯖に
塩をふり、担ぎ手によって険しい山越えをして、京の出町に至る
この食材の道は、今に息づく長き交流の歴史を語り続けます
[北]
于時平成十三年九月吉辰建之
      出町商店街振興組合
調 査2002年2月4日
備 考

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